2007年9月27日木曜日

【日記】課会

異動先の部署の会合に出席。部署のトップが勇退されることもあり
送別会と歓送迎会を一緒に行った形。職種が違うとはいえ、宴会の
雰囲気もだいぶ違う。個々人はかなりばらばらで専門性が高いにも
かかわらず、クラスタとしてのまとまりが非常に良い。仕事に対す
るノーマルな敬意というものを初めて感じた気がする。それだけに
疎外感も一層強いが、それは仕方ない。

そういうわけで10月1日からは編集職。

2007年9月24日月曜日

【日記】マウスとコンプレッサー

センターホイールがいかれたので、マウスを変えた。ボタンはカチ。
ホイールはコリっと回るものでなければ駄目だ。変にサイバーな近
未来デザインも駄目で、どちらかというとモダン、くらいが丁度い
い。ヨドバシでいろいろなマウスをくりくりして選んだのがこちら。
しかし、マウスはそれほどものによって機能が違うというわけでは
ないので、デザインが違ったり色違いだったりする製品がやたらと
多い印象を受ける。商品として、もしくは市場として成熟した証拠
かもしれない。



一方で機械機械した道具、とうのものも存在する。かわいい形や綺
麗な色、奇抜なデザインといった要素が存在しない実用一点張りの
姿形はクラフトマンの心をぐっと掴むことはあるかもしれないが、
決して乙女のこころを掴む事はあるまい。「俺は俺の仕事をする」
という男気にあふれた機能に裏打ちされた自信に満ちあふれた姿だ。
写真コンプレッサーなんか特にそう。需要が安定していて、競合が
少なくて、本当に必要なものは見た目にこだわる必要なんて全然な
いのだ。




午後は、久しぶりに紅の豚のDVDを観た。森博嗣のスカイクロラを
読んで飛行機に一時期興味があったので、久しぶりに観ると昔は聞
き流していた単語の意味がわかったりして面白い。エルロンとか。

観終わったあとさっそく(?)ポルコの乗る紅い飛行機サボイアの
プラモデルを発注。ファインモールドからいくつかキットがでてい
る。ガンプラだとどうしても艶なし塗装ばかりになるので、ここら
で艶あり塗装がしてみたかった。前に買ったジービーレーサーにも
まだ手を付けていないのだが。

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2007年9月23日日曜日

【模型】エアブラシの道のり

"Haste Not, Rest Not" 「急ぐな、されど休むな」

旧五千円札新渡戸稲造先生の名言です。学問に対するメッセージ
で学生の頃にであっていれば、人生が変わったかもしれない名言
ですね。学問に王道なしとはいえ、これくらいぴたっと来る至言
もないでしょう。

しかし、学問だけに使うのはもったいないくらいの名言です。
何事も進歩や継続を望むなら、急がず、休まず。

そんなわけで新渡戸稲造先生の熱いメッセージに支えられ、今日
もシコシコプラモデルを作る訳です。我ながら言い訳が長い。



ちょっと前に購入したエアブラシ。ガンプラ少年にとってはまさ
に憧れのまと。ちょっと順を追ってご説明いたしましょう。だい
たいが趣味なんてものは誰か教えてくれる人がいるわけではござ
いません。

インターネットもないころの唯一の情報源と言えば、模型雑誌。
ホビージャパンからモデルグラフィックスまで、開けば息をのむ
ような作例が載ってるわけです。

少年心にこれと同じものを作りたい。そう思うのが人情。カラー
レシピだって書いてある。でも、それと同じ色が、まず近所では
売っていない。そもそもおもちゃ屋と模型屋は流通形態、つまり
扱っている卸が違う。それがガンプラブームの時に、うれるなら
てことでプラモデルも起き始めただけであって、おもちゃ屋にい
っても工具や塗料なんて売ってない訳です。

さて、困った。

そこで少年はハンズを知るわけです。東急ハンズ。そこには雑誌
に書いてあるカラーレシピ通りの塗料の小瓶がちゃんとならんで
る。「グレーFS36081」なんて魔法みたいな品番です。もは
や呪文です。

塗料なんて一瓶いくらで結構安いですからね。子供小遣いでもな
なんとか買える。筆も買った。よし塗ろう!

でも駄目なんです。まずムラが激しくてどうしても均一にならな
い。重ね塗りするともってりしてエッジの無い象さんの足の裏み
たいな仕上がりになっちゃう。



どうしても作例みたいなぴしっとした仕上がりにならない。そも
そもびしっとした直線の塗り分け。これはどうしたことだろう。
そうか、図工でやったマスキングだ。つまりはスプレーだな。
少年はスプレーを知る訳です。長いですね。エアブラシまでもう
少しかかります。そこで、少年はハンズに戻り缶スプレーの存在
を知ります。これはちょっと高い。少年の小遣いには痛い出費で
す。でも仕上がりは抜群。外でしか吹き付けができなし、湿度が
高い日にやればかぶって泡立ちまくって大変でしたけど、それで
も均一で滑らかな塗装面は模型の完成度をぐっと高めました。

でも缶スプレーには大きな問題があったのです。それは使う色が
限られていることと、吹く量を調節できないこと。原色ばかりで
好みの色が使えないと、それだけ表現の幅が狭くなってどれも似
たような仕上がりになってしまう。しかも缶スプレーは高圧のエ
アをぶしゅっと吹き付けて一度に広範囲を塗るのに適しているも
のなので、エッジだけにハイライトやシャドーを入れるような繊
細な吹き付けがどうしてもできない。

何故出来ん、奴らは何故出来る!?様々な煩悶の末に模型雑誌で
たびたび登場する「エアブラシ」なるものの存在を知るのです。

銀色の機械チックなフォルム。高級感漂うまさに大人の道具。お
値段なんと1万円オーバー。無理です。小学生には無理です。そ
もそもこれは本体のお値段であって、エアブラシにエアを供給す
るコンプレッサーは別売りっていうじゃあありませんか。当時で
言えば安いものでも3万円以上はしました。

もう無理。

そうして、しばらく模型から離れた事も有り、高校まで小遣いが
5千円で全てをやりくりしなければならない時期にエヴァにはま
ったこともあり。なんやかやの経済的事情から今に至った訳です。

今、夢の道具を揃えてみれば、そりゃあ便利です。素晴らしい。
いじっているだけで楽しい。エア圧力を変えたり、濃度を変えた
りまだまだ全然使えてはいないけれど、あのころ出来なかったこ
とが今は全部できる。人生は最適化される。

本人が望みさえすれば。

ただし、「急ぐな、されど休むな」

【日記】男鹿和雄展

東京都現代美術館の企画展「男鹿和雄展」へ。となりのトトロの
美術監督でスタジオジブリの背景美術大きく貢献している方。

もともと背景がは好きだったので、清澄白河組んだりまででかけ
た。東京都現代美術館は、白河の駅から徒歩15分ほど。途中の
通りでカカシコンテストが開催されており、5メートル間隔で不
思議なカカシがたくさんお出迎え。

カカシも多いが人も多い。既に2時近いというのに入場まで90
分待ちの表示。レストランで軽食をとって時間をずらしてみたも
のの110分待ちにのびており、これ以上伸ばすと待っているだ
けで閉館時間になってしまう。

120分は並んだろうか。列の終わりが見える。ゴールは目の前
だ。着いた!このあふれんばかりの達成感たるや。と喜んだのも
つかのま。美術展のなかもこみこみなのである。音声ガイダンス
に従ってあるく人の列は遅々として進まないのである。

そこから更に行列で2時間。

素晴らしい作品だった。背景画に込めれた意図。見過ごされがち
だが、しっかりと息づく世界観と綿密な下調べに裏打ちされたイ
マジネーション。素晴らしかった。

しかし、今日、新しい教訓が生まれた。

展覧会は入るまでの行列が、中までのびている事を覚悟すべし。

2007年9月20日木曜日

【日記】壮行会

異動を前にして、現在の部署の壮行会に出席。入社以来4年ほど
の歳月を過ごした。人も随分減ったし、異動もあったから入社当
時とは随分顔ぶれも変わった。それでも、基本的にこの部署は暖
かい。人のことを責めないし、追いつめない。商売にはむかない
部署かもしれない。人間的にはいいところだと、言う人は多い。

ならば、そもそもビジネスが人間的なものではないのだ。皆口を
揃えてそう言っていることになる。それに自覚的な人はほとんど
いないが。人より有利な条件で、人から何かを奪う事、控えめに
いって交換することがビジネスだと書いている人がいた。全てが
等価交換ならば、利潤が発生することは、おそらく無い。

その意味では、ビジネスは至極人間的ともいえるかな、とも思う。

2007年9月19日水曜日

【模型】模型・美肌・UVカット



異動は10月1日から。異業種と言っても良いくらいの配置換え
で社屋も変わるので、かなり新鮮な環境になるが、いまの会社の
側にあるコトブキ屋に昼休みにいけなくなるのは残念な限りだ。

今日は懸念事項が解決したので、久しぶりにのんびりと吹き付け。
スーパークリヤーのつや消しのUVカットをペアのパーツの片方
に吹いてみる。UVカットは、日光や蛍光灯等による塗料の退色
を抑える働きがある。瓶入りがいつも品切れでもはや生産中止か
と諦めていたが、クレオスの商品カタログの表紙に缶スプレーが
載っていたので早速購入した。

左がもとの色でフィニッシャーズのラベンダーをそのまま吹いた
もの。右はつや消しコートをしたもので、随分印象が変わってい
る。やはりつや消しのほうが表面処理が雑でもある程度均一な塗
装面が得られるので難易度が低い。ガンプラでつや有りは滅多に
ないので、最終的につや消しでコートすれば一定のクオリティに
なる。ただし、厚く吹くと白くかぶるので要注意。

異動

異動になった。後輩に「おめでとう?でいいんですよね?」と言われた。

2007年9月18日火曜日

【本】焚き火がしたい。

名著「焚き火大全」によれば、猛獣は火を怖がると言う俗説は、
半分以上嘘だそうだ。普通、猛獣は人間を見ても餌だとは思わ
ないので襲わないが、空腹や突発的な遭遇等ものの弾みで襲っ
てしまうことがある。そして食べてみると案外美味である。
いける。そうして人間の味を知ってしまった猛獣は、焚き火や
タバコの匂いを嗅ぎ付けると、餌の集めるサインとして、焚き
火に近寄ると言う。大自然の中で周囲に見張りもおかず、焚き
火を囲み、暗闇に背を向けることは、まさに自殺行為なのだそ
うだ。焚き火にご用心。

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2007年9月17日月曜日

【日記】天空のアクアリウム

高いところに登ってきた。海抜200うんじゅうメートルである。
天気明朗にして眺めよし。遠く新宿から横浜、はては箱根の山ま
で見渡せそうな絶景。映画1本分の料金などやすいやすい値万金
の絶景かな。そこに立っている我々の位置エネルギーだけでもた
いたしたものだが、そこに水槽を運び込んで特大の金魚鉢をすえ
て皆にペリエを振る舞おうだなんて、馬鹿な事考えるよなあとし
みじみ。これくらい高いところで仕事をしていたらちょっと勘違
いしたくなる気も分からんではない。しかし、高いところは見晴
らしがよくて、人間性を解放するという言葉には少し嘘が有る。

基本的に、高いところはドアを開けておいっすと外にでるわけに
もいかない。常に上下の運動が必要になる。非常に効率的の悪い
場所なのだ。ポテンシャルは非常に低い。

だから、あまり利用されていないし、結果として周りに余分なも
のがないから周囲が広々しているだけだと言える。そんなに便利
なら超高層がばんばんたって、みんなじゃんじゃん利用するだろ
う。展望台ということは、眺めしか売りが無い、ということだ。

それでも、この眺めが1800円は安いと感動しつつ、ペリエを
飲む。住む奴の気持ちはわからんし、働くのも嫌。でもたまに遊
びにいくならいいところかしらんと思う。

2007年9月16日日曜日

【模型】メタルビーズ



持っていたもものが、たまたまハマって役に立ったもう一つの例。
手持ちのメタルビーズが手にぴったり。工程としては色を付けて、
全てのコートが終わった後に接着する順番になる。こうした偶然が
あるとまた無駄なものをたくさん買ってしまいそうな予感。前にも
書いたが、可能性は何もないところからは開けない。まず何かがあ
って、そのポテンシャルの分だけ可能性がある。だから、まず色々
なものを集め込んで、そこから何かが出来上がってくるという順番
のものも当然ありうる。最近出費が多い、という批判をかわすため
の言い訳ではないか、といわれれば実にその通りである。

2007年9月13日木曜日

【模型】便利な道具

簡単な作業を少しやって、その後新しいキットに手をつける。この前
組んだもののスケール違いで、リリースされたのも随分昔のため全体
的にモールドの甘さが目立つ。今日の目的はとにかく手を付けること
なので、膝関節を組んでおしまい。ただ組むとのっぺりとして情報量
があまりに少ないので接合面を斜めに削って段落ち処理。やったのは
初めてだが、最初にナイフを当てて、その後細刃の彫刻刀をあててや
ったところかなり上手く出来た。初めてにしては上出来という意味。




細刃とはいえ、そのまま細かいモールドを掘るには刃が広すぎて、用
途に困っていた彫刻刀が俄然役に立った。何かをしたいと思ったとき
に周りにそれにぴったりの道具が有るということは五指に入る幸運と
いえる。しかし、こうした状況が訪れなければ決して日の目をみなか
った道具と言うものももちろん存在する。同じ道具なのに、使う状況
になかったというだけで活かされない道具がたくさん有る。

でもそれは人間も同じではないかな、と思いながら今日もプラを削る
大人が一人遊んでいるよ、と。

【模型】才能の境界

本日は同期の送別会。当然仕事の話と結婚関係の話ばかり。それはそ
れでめでたいことではある。人間は生きている限りは生活を最適化し
つづける。人生のデフラグ。だから時間はかかっても、常に現状はそ
の人の望んだ結果になっているはずだ。後悔も不安も、選ばなかった
ことと、選べないことをことさら強調するけれど、人生は時間をかけ
れば必ず最適化されていく。必要なものは傍らに有り、傍らにないも
のは必要のないものだ。それを強く感じた飲み会だった。

昨日行った作業の写真を少し。なんのことやらわからないと思うが、
頭部の一部をカットして別のモデルのものを移植している。完全にス
クラッチするより手間がかからないので、わりとポピュラーな部類に
はいる工程。ただし、分割位置や、そもそもどのモデルを移植するか
などがセンスを要する部分と言える。自分では全然思いつく事ができ
なかった。ネットで見つけた作例をトレースしただけ。技術は習熟す
れば再現可能だ。ただし、それはクリエイティブな能力ではなく、あ
くまでテクニカルな問題。それをできるか出来ないかという境界が、
努力ではカバーできない壁と言う事になる。つまり才能。

2007年9月11日火曜日

【模型】収納用の棚



アマゾンで棚を買う。1200円程度の商品だが、キャスター付きで
サイズもピタリ。プライムサービスを受けているので送料もかからな
い。カード決裁で翌日配送と至れり尽くせり。3ヶ月ほど前からこの
ような用途にあうサイドテーブルを探していた。これくらい長いスパ
ンをかけた買い物だと間違いが無い。実際の作業のなかで何度も不便
を感じ、改善をイメージしていた部分。さっそく組んでみたが思いの
ほか天板の使い勝手が良い。キャスター付きで、引き出せば下の段の
出し入れもスムーズ。徐々にではあるが、望ましい方向に向かってお
り、生産性もあがるだろう。取りあえず同時並行で3つ。

2007年9月10日月曜日

【無駄思考】知ること

仕事帰りに最寄り駅の書店へ。何か買う訳ではないが、こうして歩き
まわることでなにかしらの興味が顕在化することもある。もともとは
埋まっていたものが、顔を出す。そういう発見がある本屋がいい本屋
と言える。

新刊を中心に、小説以外で思うとなかなか出物が無い。国際情勢とか
本当に興味が無い。考えてみれば、今の時点で僕がチェチェン紛争に
介入することはありえないし、アルカイダのテロに巻き込まれて死ぬ
事は有るかもしれないが、イスラエルあり方について国際会議で発言
することもまずないだろう。

だから興味もないし、敢えて知る必要があるとも思えない。極論を言
っている。ただし、考えてみる価値のある極論ではないか。例えば鎖
国当時の日本人があまねく当時のフランス情勢を知っていたとして、
ナポレオンが皇帝なれなかったとはどうしても思えない。太平洋戦争
当時に、最も情報を知り得ていたであろう軍部が、持っていた機密情
報を全ての国民が共有していたとして、歴史は変わったろうか。逆に
意思決定が難しくなっただけではないか。

歴史教育にも言える。戦争の悲惨さを忘れてはならない、という。わ
すれなければ戦争は起きないのか。第一次世界大戦のあと、皆すぐに
戦渦をころっと忘れたとでも言うのか。昔の人は随分物覚えが悪い、
そういう話ではないだろう。

国際社会で生きる以上、全てが無関係ではあり得ない。確かにそれは
そうかもしれない。一方的に影響を被ることはあるだろう。知ってい
ることと知らない事はそのとき何も関係ない。しかし、では個人は国
際社会に対してなんらかの影響力を持つだろうか。9割以上の人間は
そんなものを持ち合わせてはいない。民主主義?稼働率が40%みた
ないシステムを何故信じられるのだろうか。知る必要がないことはた
くさんある。何でも知らなければいけないという今の風潮は傲慢だし
なんだから気持ち悪い。

2007年9月9日日曜日

【無駄思考】手作業


思考は頭の中をでることはない。つまり、事件はあたまの中で起きて
いるわけではない、現場で起こっている。全てを頭の中でおこってい
ると思っている人はマトリックスの観客に多い。考え方として間違っ
てはいない。ただし、原理的には間違っていないということだ。全て
の事柄が、一つの本に書かれている訳ではない。ならば、一冊の本だ
けで全ての図書館の棚は埋まるだろう。全ての現実を書き表すには、
いつだって頁が足りない。だからこそ、原理を全ての現実に適用する
ことは、一色の絵の具で世界を描こうとする試みに等しい。出来ない
ことはないだろう。だが、その空の色は本物か、その肌の色は何色か。
頭の中で全てが始まると言う原理はあるかもしれないが、それはあく
まで原理だ。原理は真理ではない。何かを考える時の根本的な前提く
らいの意味しかないと今では考えている。頭で考えることの重要性は
わかる。それではわからないことがある、などと言いたくはない。た
だ出来ない事は間違いなく有る。手を動かすことは、それを頭に理解
させるための訓練ともいえる。

推敲なし。考えたまま出力するとやっぱり読みにくい。

【日記】寝過ぎ

8時間近く寝てしまった。休日は目覚ましをかけない。基本的に「君の
好きなだけ眠りなさい」というスタンスをとっている。個人的には早起
きして有意義に時間を使いたいのだが、無理強いはしない。誰にだ?と
考えてみると案外わからない。意識が無意識が意識している、と言って
強引に自分の主導権をアピールしても始まらない気もする。要は自分が
意図的にコントロールできる部分は自分のことでさえごくわずかでしか
ないということか。

比較的地味な作業を1時間ほどして、午後は図書館。借りてきた本は、
あまり面白くなかった。ノンフィクションではあるが、知りたい年代と
微妙にずれていた。見た事ではなく、聞いた事を書いているような気も
する。判断の基準はまだ曖昧。

2007年9月7日金曜日

【模型】塗装ブース



台風がきた。また金髪のねーちゃんの名前を冠しているものと思うが、
寡聞にしてしらない。会社でも残業禁止令が出て、早々に帰宅。先週買
ってまだ試運転していなかった塗装ブースを使ってみる。一般的にエア
ブラシと缶スプレーでは、缶の方が吹き付けが難しいと言われる。缶の
方が噴射する量が多く、エアブラシのような微調整がきかないためどう
しても吹きすぎてしまうからだ。つまりそれだけ霧の量が多い。

塗装ブースというのは、室内で安全に吹き付けをするための換気扇付き
のボックスなので、その性能をみるには缶スプレーで試してみるが一番

写真の蜂の巣のような段ボールがそれなのだが、このフィルターがまず
塗料を吸着する。中にはさらに掃除機のフィルターくらいのキメの細か
いペーパーフィルターがあり、ここでほとんどの塗料は吸着されて、そ
の先の換気扇、排気ダストを経て外へでる仕組み。

サフを吹いてみると、ほとんど匂いがしない。ハニカムフィルタのおか
げで換気能力を超えた塗料が逆流してくることもなく、かなり快適に作
業ができる。この分ならより噴霧する量が少ないエアブラシなどはマス
クなしで作業ができるレベルになるかもしれない。

台風でも関係なく塗装ができる。素晴らしい進歩。これでお金のかかる
ものは大体揃った。子供の頃にまったく手の届かなかったエアブラシと
塗装ブース。夢がかなったと言って差し支えなかろうか。思ったよりも
早く実現したので、今後が非常に楽しみ。

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2007年9月4日火曜日

【無駄思考】可能性の粘土

仕事帰りにダッシュで寄り道をして粘土を購入。このごろ可能性という
ことについて考える。勢い粘土を握りしめながら可塑性ということにつ
いても考える。可能性というのは、この可塑性に近い。何もないところ
にある、ぽつんとある概念ではなく、何かしらマテリアルがあってその
ポテンシャルを測る概念といえる。つまり、無限の可能性という言葉は
この意味では既に矛盾している。前提としてのマテリアルの制約を受け
ることが、可能性の「可能性」であり、限界でもある。人間は完全にマ
テリアルとしてのポテンシャルが完結している。有機構成体としての限
界が人間を空間的、時間的に制約すると考えるのはそれほど無理のある
仮説ではない。無限の可能性を信じる人は、では魂の存在を信じるとい
うことだろうか。それならそれでもいい。ただし、今気になるのは社会
というさらに制約の多い場所で無限の可能性がいとも平易に語られる点
だ。道具も無い、材料も無い、粘土もない、そこで何でも作れるよと騙
りかけることは、ひたすら夢を見ろと言う事だ。可能性なんて粘土で何
をつくれるか、ということと変わりがない。何でも作れる粘土などある
か?

2007年9月2日日曜日

【映画】劇場版エヴァンゲリオン序

学生時代の友人と4人で「劇場版エヴァンゲリオン序」を観劇。新宿の
シネマスクエアとうきゅうでは、公開二日目の休日の後ということもあ
って立ち見が出るほどの盛況ぶり。客席を見渡すと、あのころの「14
歳」が12年経ってまた集まった感が有る。4部構成の第一作となる序
は、まだ原作ベースだが、完全リメイクの本シリーズは、結末どころか
それに至までのストーリーラインまでが全く違う新作として新たに作ら
れるそうな。しかし、そこは我らが監督くん、結末を視るまでは決し
安心できないこと山のごとし。

それでも、序は原作をほぼ忠実になぞった形で、ヤシマ作戦が終盤の山
場。国家規模の作戦という言葉が、テレビ版ではやや名前負けしていた
感がある本作戦を映画ならではの丹念な作画と演出で十分に見応えのあ
るエピソードの仕上げていた。あれは是非スクリーンでみるべき画だ。

そしてエンディング付近で数コマ挿入される人物の台詞が、次回作への
期待を高めたところで、序幕はおしまい。なんだかんだで次回の予告編
が一番面白かった。次は2008年。映画の感想をぐだぐだ話しながら
近くの居酒屋戦艦大和で二時間ばかり雑談。

12年前、14歳だった。大人になった僕らと14歳の僕らはスクリー
ンをとおして同じ場所にいた。

2007年9月1日土曜日

【模型】仮組



模型を作る場合、仮組という工程が存在する。これは、一度キットのまま
組み立ててみて、全体のバランスと各部の案配をみるのが目的で、その時
点では接着剤を使わない。またもう一度ばらすのでダボを切り取って、分
解しやすくする場合もある。何にしても特に込み入った工作があるわけで
もないので、さくさくすすんで気持ちがいい。

ここで注意するのは、取りあえず全部組んでしまう事。気になる部分がみ
つかっても絶対にその場で作業を拡大しないことが重要である。大抵の場
合途中で始めた作業と言うのは上手く行かない。全体の完成をイメージし
ないで部分の作業に没頭すると、際限なく作業が細分化されていくだけで
拾集がつかなくなってしまう。

これは人によって個人差があると思われるが、特に自分は一度全体を構築
してから、細部を整える方が効率がいい。つまり結果として残る。細かい
正確なので、取りあえず全体の見通しを立てて、最後まで終わらせておか
ないと、いつまでも完成しない。これは模型を通じて学んだことだが、他
のことにも応用できる。例えば文章を書く時もそうだし、絵を描く時もそ
う。こうして自分の傾向を一般的に解釈するということは、自分の事がわ
かってきた、というような大げさなものでは勿論無い。ある意味で一つの
テクニックを習得したようなもので、それだけではどこへも行けない。

車が何故動いているかよくわかない。でも運転はできる。これは不思議で
はない。では、その車はどこに行くのか。わからないまま走っている車が
多い事がよほど不思議といえる。