耳で川端康成の『伊豆の踊子』を聞いています。
オーディオブックというとまだまだマイナーですが、図書館にいけば
朗読テープのコーナーは意外と充実しています。
読む時間はなくても、歩いている時間はある。これは最近の
発見ですね。名作なら大抵朗読テープになっているので、今まで
開かなかった古典名作を聴くことができます。
一心に練られた文章は、音読すると自然なリズムを
奏でるので、その点も古典と相性がいい理由でしょう。
小説でなければ読み飛ばすことが自然です。
でも、小説ならば一言一句を味わわなければその妙味はわかり
ません。耳は目よりも言葉をゆっくり租借するので
物語が立ち上がっていくのをじっくりと待つことができる。
踊り子の歩いた道を
ちょっと小耳に挟むのはいかかでしょうか。
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