思考は頭の中をでることはない。つまり、事件はあたまの中で起きて
いるわけではない、現場で起こっている。全てを頭の中でおこってい
ると思っている人はマトリックスの観客に多い。考え方として間違っ
てはいない。ただし、原理的には間違っていないということだ。全て
の事柄が、一つの本に書かれている訳ではない。ならば、一冊の本だ
けで全ての図書館の棚は埋まるだろう。全ての現実を書き表すには、
いつだって頁が足りない。だからこそ、原理を全ての現実に適用する
ことは、一色の絵の具で世界を描こうとする試みに等しい。出来ない
ことはないだろう。だが、その空の色は本物か、その肌の色は何色か。
頭の中で全てが始まると言う原理はあるかもしれないが、それはあく
まで原理だ。原理は真理ではない。何かを考える時の根本的な前提く
らいの意味しかないと今では考えている。頭で考えることの重要性は
わかる。それではわからないことがある、などと言いたくはない。た
だ出来ない事は間違いなく有る。手を動かすことは、それを頭に理解
させるための訓練ともいえる。
推敲なし。考えたまま出力するとやっぱり読みにくい。
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