2007年8月18日土曜日

連作短編小説

いま、会社仲間でこんな遊びをしている。まず、4人でジャンケンを
して順番を決める。持ち時間は一人1週間。その間にA4で1枚分の
原稿を書く。何を書いてもいいが、次の人間は、前の相手が書いた原
稿をそのまま引き継がなければならない。形式は基本的には自由。た
だ、ある程度の縛りをいれた方がスリリングなので、書き出しは「む
かしむかし」。ラストは「幸せに暮らしましたとさ」で終わらなくて
はいけないという連作短編小説。

既に二巡目に突入し、もはや時間もストーリーも登場人物さえもぐだ
ぐだなすんばらしき世界が繰り広げられている。なんじゃこりゃ、と
いう概念を凝縮しているという点からいえば文学だし、無限ループが
続く部屋の中でひたすら何かを待っている男の姿などゴトーを待って
いるとしか思えないほどの不条理ぷりだ。もう、小説ではない、と言
いうメンバもいる。

ただ、思うのだが(もうカレーは食べていない)小説ではないという
のはどういうことか。自分で小説を書いたことは今まで一度も無いが
小説を書けないと思ったことも一度も無い。こんなことを書くとただ
の勘違い野郎にされかねないが、難しいのは、売れる小説だったり、
面白い小説だったり、泣け小説ではないだろうか。そんなものを書け
るとゆーとるわけではない。面白いものが書けないなら、それはきっ
と面白くない小説であろう。オチが無い、ならそれはつまらない小説
なのであろう。やまなしおちなしいみもなし、ならそれはやおい小説
であろう。脱線した。

つまり何だってよいのだ。小説なんて誰にだって書ける。小説だから
誤解をうける、みんな難しく考える。例えば人。面白くない人、売れ
ない人、つまらない人、脈絡の無い人、中身のない人。いろいろいる。
売れなければ人じゃない、というのは暴論だろう。

とまあ、前置きが長くなったが、

何が言いたいかといえば、一巡目で3人目からバトンを受け取って、
30分ほどで脱稿したら、これは小説じゃない、と言って書き直しを
命じられたことへのささやかな抗議である(笑

0 件のコメント: